会長あいさつ
鹿児島県司法書士会会長
内田 大介-
鹿児島県司法書士会のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
2025(令和7)年5月に会長に就任いたしました、内田大介です。
私たち司法書士は、『街の身近な法律家』として、不動産の権利に関する登記手続や商業・法人登記手続をはじめ、民事紛争における裁判書類作成、簡易裁判所での訴訟代理、高齢者・障がい者の方の成年後見業務等を通じて、市民の皆さまの権利擁護を行ってまいりました。
社会問題である空き家・所有者不明土地問題の解決のために、令和6年より相続登記の申請が義務化されましたが、登記の専門家として市民の皆さまに対し適切なアドバイス・サポートを提供するとともに、法務局をはじめとした関連諸団体との一層の連携を図ってまいります。鹿児島県司法書士会は、2025(令和7)年4月1日現在において、個人会員311名・法人会員9事務所により構成され、県下全域に事務所を構えています。司法アクセス向上のために離島や過疎地における無料相談会を実施したり、法教育の普及や消費者トラブル回避のために学校や地域コミュニティへの講師派遣・法律教室の開催をする等、地域に根ざした社会貢献活動も行っています。
司法書士制度は150年以上の歴史があります。今日司法書士に寄せられる市民からの信頼は、これまで刻刻変化する法的ニーズに真摯に対応してきた累積の結果です。私たち司法書士は、これからも市民の皆さまに寄り添い、社会の期待に応えるべく、職業的倫理の涵養、執務向上の研鑽に励んでまいります。
登記をはじめとする暮らしの困りごとのご相談は、どうぞ私たち司法書士にお寄せください。
2025(令和7)年5月
鹿児島県司法書士会 会長
内田 大介